ガリレオ温度計

発明年:1603年以前
発明者:エヴァンジェリスタ・トリチェリ

透明な液体と複数の様々な密度のガラス器を含む、密閉されたガラス製の円筒で作られた温度計である。
温度の変化に従って、各々の浮きが各々の密度に比例して上下する。
物理学者ガリレオ・ガリレイにちなんで命名されたが、この温度計は彼によって発明されたのではないのである。



用意するもの

・ペットボトル(あるいは密閉できる丸い容器) ・蓋のある小さなガラス瓶 ・ビーズ(ビーズ以外でも可)
・ボール(バケツでも可) ・ロート ・温度計 ・水
・お湯 ・氷 ・釣り糸


作り方

Step.1
ペットボトルの中に水を入れて、温度をはかる。

Step.2
ガラスビンのふたをあけて、半分くらいにビーズを入れ、ふたをしっかり閉める。

Step.3
ペットボトルに、ビーズの入ったガラスビンを入れる。
ペットボトルの真ん中に浮かぶように、中のビーズの量を調整する。

Step.4
調整が出来たら、ペットボトルの中のガラスビンを取り出して、水を半分ほどボール(バケツ)に出す。

Step.5
ペットボトルの中に氷と水を入れて、ペットボトルの中の温度がStep.1の温度よりも3度くらい低くなるようにする。

Step.6
二つ目のガラスビンにビーズを入れ、ペットボトルの中に入れる。

Step.7
三つ目と四つ目のガラスビンもSTEP2~3と同じように作る。

Step.8
ガラスビンを取り出して、お湯をすべて捨てる。
ペットボトルにあたらしい水を入れて、よくふって中の泡を取り除く。

Step.9
四つのガラスビンをペットボトルに入れる。完成。

参考資料→ガリレオ温度計の作り方